Joel Real Timig が使える件
iracingでJoel Real Timigを導入しました。
一か月程使ってとても便利だったので、メリットや使用感、導入方法など、
これから必要になる方の参考になればと思い記事にします。
JRTとは
Joel Real Timig(以下JRT)はiracingで燃料計算やレース参加者のirating,SRなどをオーバーレイ(ゲーム画面上に重ねて)表示することができるツールです。私の知っている範囲では似たようなものにZ1 Dashboardがあります。
JRTのメリット
1.燃料計算を自動でやってくれる
画像はテストセッションのもの
IMSAやVRSなどのPITが絡んでくるレースで大変役立ちます。特に、前に詰まって燃費走行をした時などは本当に役立ちます。
燃費と残り時間とトップのペースから必要な燃料を常に計算しておいてくれるので、面倒な燃料計算をしなくて済みます。
レース中は脳のほとんどを運転に使っている為、簡単な計算も結構しんどいです。
PITの絡むレースは毎回計算してる暇がないので、スタート前に測った燃費に下駄をはかせて対応していました。しかしこれではロスが多く、戦いがシビアになればなるほど燃費計算ツールが欲しくてほしくてたまらなくなっていきました。
2.レース参加者のSR(セーフレート)がわかる
この画像は表示できる情報をかなり絞っています
レースに参加しているドライバーのiratingとSRが一目でわかります。
何度も見たことのあるドライバーであればある程度上手さや積極性が分かります。
しかし初めて見るドライバーはどのくらいリスクを冒してくるのかがよくわかりません。そんな時にSRはほんの少しの物差しになってくれます。
3.他のドライバーの動向がわかる
前の周のタイムやピット回数、ピット後の走行距離など耐久レースでは知っておきたい情報がほとんどわかります。
4.iratingの変動がわかる
現在の順位でフィニッシュした場合の変動がわかります。
無くてもいいけどあると嬉しいくらいのお役立ちです。
JRTの使用感
もともと燃料計算ができるツールを探していてJRTにたどり着きました。
燃料計算のツール単体で表示できること。表示位置とサイズを自分好みに設定できる所はとても使い勝手が良く感じます。
またタイヤ交換の有無を選択できるボタンと天気の情報が見れるのも地味に便利です。
私の必要とするものが最小構成でまとめられています。
JRTの導入方法(最低限です)
1.ホームページからダウンロード&インストールする
「JRT iracing」などで検索するとページが出てきます。やや重い印象。
2.pro versionにアップグレードする
燃料計算ツールはproバージョンでしか使えません。
ホームページのDonateボタンから15€=現在約2000円でアップグレード出来ます。
日本からはpaypalが利用できます。私はpaypalで決済しました。
iracingのIDをコメント欄に入力することでJoel Guezさんからアップグレードに必要なキーがiracingのメッセージで送られてきます。決済後1~2日でメッセージが来ます。
私は1日で来ました。
HPの原文
don't forget to add your iRacing Customer ID in comment so I can send you the key via the iRacing forum. Your ID is displayed on your iRacing Account at the top right.
3.JRT Configを設定する
画像は拡大してください
使用ツールの表示設定をします。
燃料計算ツールは画像のcalculatorタブから設定(ドライバー情報はtimingタブから表示設定できます。1.2.3.4で表示方法が変わります)
Add this page to the overlaysにチェックを入れると表示できるようになります。
表示位置はX,Yのポジションをいじって設定。
表示されるウィンドウの縦横はWidth,Heightで設定
ウィンドウ内各数値の表示サイズや縦横比はRelative line height,Width Referenceで設定できます。
Always on topにしておく事もできます。
その他いろいろ自分で触ってみるのが一番わかりやすいです。(無責任)