「富士の国やまなし」第16回 Mt.富士ヒルクライム 参戦記録 後編
来年以降の参考に
後編ではレース当日の様子を振り返ります
当日
レース前
当日は消化の関係でレース開始の3時間前までには朝ご飯を食べ終わっていたい為、物凄く早起き(3時45分起床)しました。
速攻で朝食を済ませ、雨が降っていたため、監督が用意してくれたアップオイルとレインジェルを身体に塗り込みます。昨年も使用しましたがこいつのおかげで今回の悪天候でもなんとか耐えることが出来ました。これがなかったら相当大変なことになっていたはずです…。
その後、速やかに支度をし、車に荷物を積み込みます。
5時にはホテルを出発し5時半には会場付近の駐車場に到着しました。
ここから如何にウォーミングアップをしていくかが重要なのですがかなりの雨で気温もめちゃくちゃ低かったため、とりあえず6時まで車の中で温まりながら様子見。
6時から意を決して行動を開始します。
ウォームアップ開始直後は一番雨足が強く、かなりしんどかったですね。
アップオイルのおかげで体の温まりは良好。一度温まればその後は特に寒さを感じることなくアップを完了。そこからスタートが近づくにつれて多少雨は弱まりましたが気温はずっと低かったのでブルブルしてる方が散見されましたが、私はレインジェルのおかげで大丈夫でした( ̄ー ̄)
今年の作戦
今年はシルバーという明確な目標があったので、5キロ、10キロ、15キロ、20キロ地点での目標通過タイムをクリアしていくことがポイントになります。
5キロ:17分30秒
10キロ:33分
15キロ:49分
20キロ:1時間4分
昨年の監督のデータと、シルバー獲得者の動画を見返し、ある程度わかってきた基準タイムが上記のタイムです。
前日の試走ではかなり頑張ってまわさないと5キロ地点のタイムがクリアでき無そうでした。
レーススタート
スタートは前日の試走と同じ強度で突っ込み、ギリギリ足が持つペースで回します。
毎年最初から全開で行き、終盤垂れるのがパターンでしたが、今年はたくさんの練習を積んできたので自分がどこまで頑張れるのか、出せるパワーと時間がある程度わかります。
5キロ地点
予定よりも30秒遅い18分10秒、ここまでほぼめいいっぱいで来てたので一切余裕無し。ちょっとでも休んだら終わると思い積極的に前に出ます(スリップで休むのを諦める)
10キロ地点
またしても予定より30秒遅れの33分30秒。
遅れずとも序盤の30秒を挽回できませんでした。
この時点で頭の中はかなり動揺しています。
5キロ地点から引き続きめいいっぱい、ほとんど休まず引っ張ってきましたが、ギリギリ最後まで持つペースを少し超えるくらいで回してたので、正直このペースを最後まで維持する自信がありませんでした。
15キロ地点
ほんの少し巻いて49分20秒、序盤の遅れを10秒ほど巻き返しました。12キロ地点あたりで待ちに待った明らかにシルバーを狙っているであろう集団5名くらいが上がってきました。このトレインのペースが絶妙で、勾配がきついところは自分が本気で回してギリギリついていけるくらい、勾配が緩くなるとスリップで少し休めるくらいという最高のスピード。自分含め2名がこの列車に飛び乗ります。
このトレインにさえ乗っていければ大丈夫だというモチベーションでひたすら回し続け、中切れなどで千切れないよう細心の注意を払って走行しました。この辺りはZWIFTのレースでの経験が少し活きたと思います。
20キロ地点
1時間4分10秒で通過。
なんとかシルバートレインから千切れずついていく。
設定タイムはシルバーに30秒程余裕を持たせているのでこの時点でかなりシルバーゲットの可能性が高くなってきたことを感じます。しかしハイペースのトレインに乗り続けたせいで前にくらいつこうと踏み込んだ際、何度か右足のふくらはぎに不穏な感覚がよぎります。
ここからは足が攣るのが先か、ゴールするのが先かの勝負に。
約8か月のトレーニングを信じて全開で踏み込み続けます。
結果は。。。
ゴール地点
1時間13分53秒で無事シルバー達成。
完全にトレイン効果なので運が良かったとしかいえません。
ゴール直後はとにかくシルバーを無事獲得できた安堵感が一番強く、嬉しさよりもほっとした気持ちが勝りました。
その後、下山バックを回収し無事監督と合流。
早々に下山しました。下山は、とてもしんどかったです。
もしシルバー取れてなかったら下山で心が折れていたかも 笑。
富士ヒルを終えて
昨年の富士ヒルでなんとなーく次はシルバー取りたいなと思ってから約2か月後の8月にパワーメーターとZwiftを導入。
以後10ヵ月、我ながらよく練習を続けられたなと思います。
また、今回シルバーを獲得できたのは、自分もかなり頑張りましたが、やはりサポートやアドバイスをして下さった方々がいたおかげだと思うところが大きいです。
最初はやみくもにFTPをあげようと練習していましたが、途中からは@AKASAKI_R2さんのアドバイスで練習を管理できるアプリ(私はSTRAVA)を導入しました。これはとても役に立ちました。
お節介かもしれないけれどピークを合わせるのは凄く大変なのでパワーメータ使った練習データ集めてゴールデンチーターとかにぶち込んだ測定結果でいいんじゃないかなー
— ざきやま (@AKASAKI_R2) August 27, 2018
そして半年以上様々なノウハウを提供しつつ、練習に付き合ってくれた
ドンサードさんなくして私のシルバーは絶対にあり得なかったでしょう。
感謝しています。ありがとう。
また来年も宜しく(笑)
反省点やフィットネス、機材のデータなどはまた別の記事にまとめようと思います。
「富士の国やまなし」第16回 Mt.富士ヒルクライム 参戦記録 前編
2019年6月9日(日)
遂に目標としていた富士ヒルの本番を迎えました。
この日のために色々と準備してきたので、ブログでも前編と後編に分けてイベント中に起きた事を振り返ってみようと思います。
主に自分の為の記録ですが、来年以降富士ヒルに参加される方の参考になれば幸いです。レースに集中したかったので、ほとんど写真を撮っておらず、文章多めです。
受付日
例年通り新横浜で広島から来た監督をピックアップ
今年は奮発して少し大きいレンタカー(WISH)をレンタルしました。
おかげで積載に余裕がありサクッと積み込みが完了。
流石に5回目ともなると何事もスムーズに事が運んでいきます。
こちらも毎年恒例(3年連続3回目)
道中の足柄SAのレストランでローストビーフ丼を食してカーボローディング。
コンビニでオレンジジュース(クエン酸)を買うのも忘れずに。
現地には13時ごろ到着
駐車場から自転車で「下山バッグに入れるバッグ」を持って受付へ。
サクッと受付を済ませ、下山バッグを貰い、中身を詰めてそのまま前日預け。
ゼッケンやチップまで預けないようにだけ注意。
14時ごろから試走(スバルライン)
スタート地点っぽい所から料金所を超え最初の駐車場までのタイム(3キロくらい)を計りました。
シルバー狙いの私は監督の昨年のデータ(73分ペース)と比較し、序盤どのくらいのペースで突っ込んでいけばいいのかを把握しておきます。
15時ごろからブースを見てまわる
今年はR&LソックスとBIORacerのサイクルキャップを購入(どちらもセール価格)
ソックスはランニング用だけど自然なサポート感で気に入りました。(今回のレースで使用)赤で目立つ所も良し。キャップはシンプルなデザインに惹かれ購入。
どうでもいい情報ですが、毎年何かしら富士ヒルの出展ブースでお買い物をしています。。。
第12回 BETO空気入れ(イベント当日空気入れがバーストし急遽購入。現在も使用中)
第13回 GRIFINツールボトル(500円、シンプル。現在も使用中)
第14回 SUGOIのレーパン(高いモデルだったけど半額、今回のレースでも使用)
第15回 R&Lソックス(セール品。今回のヤビツ試走でも使用、普段よく使ってます)
第16回 R&LソックスとBIORacerのサイクルキャップ(どちらもセール品)
※富士ヒルでなぜか実用的なものばかり購入する勢、きっと一定数いるはず…
16時には撤収し夕飯を食べてコンビニで朝食を買い宿へ向かう
当日は3時半頃に起きて朝食を食べるためこのあたりから巻いていかないと厳しい
ちなみに昨年は朝食を食べ過ぎて調子が悪くなった人がいた為今年は少し洗練されました。
夕食
若鳥の竜田揚げ定食(ガストのやつ)
購入した朝食(フルグラで量を調整できるところがポイント)
おにぎり2つ
メンチカツのパン
ヨーグルト
フルグラ(はちみつかけ、牛乳)
一日分のビタミンがとれそうなジュース
19時ごろ宿に到着
自転車の調整(いらないものを外す)とゼッケン類の準備
ゼッケンは安全ピンではなく、3Mの両面テープで張り付けるのがMYS流
ジャージに穴が開かないし、しっかり止められパタパタしなくなるので空気抵抗も減少…するかも。今回の雨でもまったく問題なし。
22時ごろ就寝
風呂やストレッチを済ませ、毎年恒例オキシアップで万全の体制を築き就寝。
完全に遠足前の子供状態でなかなか寝付けず。
本当はもう少し早く寝たほうが良いかも。
前編はここまで、後編はレースの感想がメインです